不動産を売る時には、「不動産屋さんに依頼して吉報を待つ。」というのが常道で、自分で出来る事は少ないように思えますが、それでもスムーズな売却のために自分で出来ることはあります。
成約を勝ち取る、チャンスを逃して損しないためにも、比較的簡単に出来る事が多いのでやってみましょう。
1.内覧の要望には極力応じる
お客様の内覧の要望には極力応じていただいたほうが成約する可能性が増します。「内覧なくして成約なし。」と言います。内覧しないで買う人はいません。内覧が成約への第一歩です。
お忙しいでしょうが、出来るだけお客様の希望に合わせていただいたほうが成約になる可能性は間違いなく増します。
2.綺麗にしておく
「もう少し綺麗にしていれば売れたのに。」と言うことにならないように・・。やはり第一印象が大事です。
物を片付けておく、お掃除をしておくだけで印象が違うということがあります。玄関の出しっぱなしの靴を片付けておく、リビングの整理整頓とお掃除。水回り(風呂、トイレ、台所)は女性が気になるところです。
綺麗にしておきましょう。
3.明るく見せてください
1)カーテンを開けておく。
採光は住まいを選ぶ際に気になるところです。カーテンはしっかり開けて明るく見せましょう。
2)電気を点灯する。
お客様の内覧中にもこまめに電気を消して回る売主様が以外に多いのですが、普段はエコに励んでいただいていても、お客様の内覧している時間はそう長くありません。電気をつけて良く見せて下さい。切
れている蛍光灯、電球は取り替え、出来れば明るいものに交換しておくと良いでしょう。
4.においに気をつけて
あまり神経質にならなくても良いと思いますが、自分では気がつきにくいのが生活臭などのにおいです。室内の換気をしておくだけで違います。タバコを吸う方がいる場合、ペットがいる場合は特に気をつけて下さい。
5.ハウスクリーニングする
ハウスクリーニングは必須でありませんが、空家の際には一考に値します。最初に費用がかかるのを嫌がる方は多いのですが印象が断然違ってきます。特に空室のマンションの場合はおすすめです。
6.ミニリフォーム・修繕を行う
不動産の値引きは100万円単位になることが少なくありません。値引き交渉のネタになってしまうことが予想されるところは(予算があればですが・・)あらかじめ直してしまうのもひとつの手です。