誰でも、「不動産を高く売りたい」と願うのが人情です。
少しでも理想の売却額で売るには、高く売るコツをつかんでください。
ここでは、不動産を高く売るためのコツをお伝えしますので、お住まいを売却予定の方はぜひチェックしてください。
信頼のおける不動産業者を見つける
不動産売却を試みる場合は、専門の業者に仲介をお願いするのがベスト。
そして相性の良い売り主を見つけるには、安心して任せられる不動産業者に依頼するよりほかにありません。
仲介を一任できる業者かどうかを見分けるポイントは、次のふたつです。
・不動産売買のノウハウを持っている
・インターネットで情報を発信するシステムがある
一口に不動産業者と言っても、賃貸マンションをメインに扱っている業者もあれば、テナント・店舗向けの物件を専門とする業者もあり、一様ではありません。
つまり、不動産売却を目的に代理業者を選ぶなら、そのサービスに特化した専門業者のほうが安心であり、ノウハウも実績もあることが想像できます。
また、自分が抱えるお客さまだけでなく、広く情報を集めて買い主を探すシステムがあることも大切。インターネットで広告を出して、より多くの購入希望者を募集するシステムがあれば、高値で取引できる可能性も高くなるでしょう。
物件をキレイな状態にする
「家の様子を見たい」と内覧を希望するお客さまもいます。
内覧での印象が良ければ、高値での取引に弾みがつくでしょう。
中古自動車の査定でエンジンや内装の状態が評価されるように、家やマンションの査定でもキレイな状態であることが重要です。
キッチン、トイレ、お風呂などの水回りや、リビング、応接室、寝室まで、整理整頓をきちんとして長年の汚れなどを落とすだけで、室内の印象はガラリと変わります。
できれば、専門のハウスクリーニング業者に依頼して清潔な状態に仕上げましょう。また、部屋を明るく見せる工夫も大切。
内覧中は電気を付け、常に部室内を明るい状態に見せましょう。明るくなるだけで、部屋の印象は良くなるものです。そこに観葉植物などをおけば、さらにすてきな雰囲気をこしらえられます。
売れる時期を見計らって売る
不動産は、高く売れる時期を見計らい、ここぞというタイミングで売るのが理想です。
昔は、9月~11月の秋、1月~3月にかけての冬・初春に売るのが最適と言われていました。
ところが、昨今ではインターネットを使えば不動産情報サイトで好きなときに、欲しい情報が手に入る時代です。
必ずしも上記のシーズンで高く売れるとは限らなくなり、極論を言えば「お客さまが買いたいと思ったときが、そのとき」とまで言われるようになりました。
そんななか、売り時を見つけるのは非常に難しいのですが、ポイントは、「粘らないこと」。どうしても高く売ることを狙うあまり、ズルズルと売るタイミングが遅れてしまうのはよくありません。