長野市不動産売却相談ダイヤル 026-263-7588 受付9:00~18:00 水曜定休

老後に自宅を売却できる?メリットやデメリット・注意点を解説

体が動く若いうちは、老後のことなど気にならないかもしれません。しかし誰にでも必ずやってくるのが「老後」の生活。老後に豊かな暮らしを送るためには2,000万円の資金が必要とまで言われても、現実味がわかない人がほとんどでしょう。

そんなときふと思うことは、老後に家をどうするかという問題です。

・子供たちも巣立ちこんなに大きな家はいらない
・老後の生活に備えた家に住み替えたい
・家を売却して老後の生活資金に充てたい

このような悩みをお持ちの人には、早いうちから準備を進めるためにもぜひお読みいただきたい内容です。

老後に自宅を売却できる?


老後であっても自宅の売却は自由にすることができます。

ただし、思い立って売却するのはご法度。入念な準備と計画が必要です。なぜなら、老後は体力や資力が衰えているため、失敗が許されないからです。

そこで、この記事では失敗しない老後の家との向き合い方について解説します。

老後に自宅を売却するメリット



老後の自宅を売却することには、たくさんのメリットがあります。人それぞれ老後の悩みは異なるため、自宅を売却すれば全ての問題が解決するとまでは言えませんが、悩みに応じてメリットは発生するものです。

まずは老後に自宅を売却するメリットから確認しましょう。

老後に自宅を売却するメリット① まとまった資金を得ることができる

自宅という資産を売却することで、まとまった資金を手に入れることができます。もちろん、まとまった資金になるかどうかはローンの残債次第という一面もあることは事実です。しかし、老後まで長く住まわれているときは完済していたり、ローンが残っていてもあと僅か数年だったりするため、売却金額がローン返済充当額より少ないことは考えにくいです。

まとまった資金が手元に残ることによって、さまざまな選択肢を検討することができます。

表現が適切かどうかはわかりませんが、お金は心強いものです。自宅を売却する最大のメリットということができるでしょう。

老後に自宅を売却するメリット② 維持管理の手間を減らせる

自宅は庭の草抜きをしたり、植栽の剪定をしたり、古い設備を修理・交換したりする必要がありますが、売却によってこれらの手間から解放されます。

維持管理の必要性は歳を重ねていくと億劫に感じる傾向にあります。そのため、わずかな老朽化程度なら問題ありませんが、床や畳のへこみなど老後の生活では危険が生じる箇所も存在します。

維持管理の手間は金銭的なメリットでもありますが、生活するうえでの安全性を確保できるポイントでもある点を覚えておきましょう。

老後に自宅を売却するメリット③ 老後に備えた環境に適合することができる

自宅を売却し住み替えをすることで、老後に適した生活環境を整えることができます。

立地を都心部に変えることで、毎日の買い物や病院への通院も楽になります。また、コンパクトな家に住み替えることで、バリアフリーだったり便利な設備が整っていたりと、老後の生活を快適に送ることができるようになるでしょう。

歳を重ねることで、若いうちは不便に思わなかったことも苦労を感じるようになるものです。とりわけ老後は家にいる時間が増えることが予想されますので、老後の自分に適した環境づくりは若いうちとは異なる目線で考えておきたいところです。

老後に自宅を売却するメリット④ 相続の問題から解放される

自宅を売却し賃貸に住んだりご子息と同居することで、相続の問題から解放される点もメリットです。

相続問題は「争続」とも揶揄され、それまでの家族関係が一変することは珍しくありません。そのため、生前に資産を処分しておくことで家族関係を維持できるようになることが期待できます。

老後に自宅を売却するデメリット



老後に自宅を売却することには悪い面もあります。
ここでは、老後に自宅を売却するデメリットについて解説します。

老後に自宅を売却するデメリット① 売却額が低いことがある

老後に自宅を売却するということは、築年数がそれなりに経過した建物を売却するということ。そのため、売却額に伸び悩みがみられる可能性があります。

日本では建物の築年数は不動産の価格に大きな影響を及ぼします。そのため、築年数が経過した不動産は売却価格が安く見積もられる傾向にある点に注意しましょう。ただし、不動産の価格を形成する要因は築年数に限りません。立地・近隣環境のほか多くの要因が関係します。

不動産を高く売却するためには、不動産の良いところを見つけてくれる信頼できる不動産会社に相談することが重要です。長野市で不動産の売却を検討されている人は、ぜひ伴走型の支援をモットーとしている弊社:中部エースまでご相談ください。

長野市不動産売却相談ダイヤル 026-263-7588

⇒メールでの無料査定、売却相談のご依頼はこちらから

老後に自宅を売却するデメリット② 売却や引っ越しに手間がかかる

不動産の売却は手続きも煩雑であるため、いわば「手間がかかる作業」といえます。さらに、手続きには短くても1〜2ヶ月、長い時は半年かかることも珍しくありません。そのため、売却に至るまでの期間は神経をすり減らす点がデメリットです。

また、売却してもそれがゴールではありません。引っ越しをする必要もありますので、ご高齢の方々にはかなりの負担になることが予想されます。

老後の自宅を売却するときは引っ越し準備や不用品の廃棄など、ワンストップで相談できる不動産会社選びを心がけましょう。

老後に自宅を売却するデメリット③ 賃貸で断られる可能性が高い

自宅売却後に賃貸物件に住もうと考えている人は注意が必要です。なぜなら、賃貸物件の入居には審査が必要であるからです。

賃貸物件の入居審査は与信・就労状況・年収・家族構成・年齢などさまざまな要素を鑑みて判断されることになります。一般論として、高齢者は入居審査に通らないことが多いため、引っ越し先を探すのに苦労することがデメリットとして挙げられます。

老後に自宅を売却する以外の活用方法



自宅が不要になったけれども、売却に抵抗がある人がいらっしゃるという声もよく聞かれます。また、ご子息の目線から見ると、売却ではなく活用したいと考えることもあるでしょう。

自宅は売却する以外にどのような活用方法があるのでしょうか。

老後に自宅を売却する以外の活用方法① 賃貸に出す

自宅を売却せずに賃貸に出す方法が考えられます。賃貸に出すことで家賃という不労所得を得ることができ、生活資金の一部に充当されますので、老後の生活を下支えすることもできるでしょう。

老後に自宅を売却する以外の活用方法② リフォームやリノベーションを施す

売却して住み替えるのではなく、住み慣れた自宅をリフォーム・リノベーションする方法も有効です。

リフォームやリノベーションと聞くと大規模な増築や改装が思い浮かびますが、それだけではありません。建物の一部を減らす「減築」も老後の生活を考えるうえでは有効な活用方法です。

不要なお部屋や2階をなくしたり、バリアフリー工事を施したり、庭を大きくとって家庭菜園を楽しんだりと、選択肢は無限にあります。無理に売却せず住み慣れた自宅を改装することで、大きく環境を変える必要性がなくなるため、負担を減らすことにも繋がります。

老後に自宅を売却する以外の活用方法③ リースバック

自宅をリースバックという形で売却する方法も有効な活用方法です。

リースバックとは、不動産の所有者がその不動産を第三者に売却し、その後、その不動産で賃貸借契約を通じて再び使用する形態のことです。具体的にいえば、買主と賃貸借契約を締結することを前提に行う売却をいいます。

リースバックを活用することで、自宅にそのまま住むことができ、さらには維持管理費や固定資産税の支払から免れる点がメリットです。もちろん、賃貸借契約での借主になりますから家賃が発生しますが、近所の人たちにもバレることなくまとまった資金調達が可能であるため、老後の資金調達方法として検討しておきたいところです。

老後に自宅を売却する以外の活用方法④ リバースモーゲージ

老後の自宅活用では、リバースモーゲージも選択肢に入れておきましょう。

リバースモーゲージとは、主に高齢者が所有する不動産を担保にして、金融機関から借入を行う仕組みです。通常の住宅ローンとは異なり、ローンの借り手の返済額はかなり少なく設定されます。借入金は借り手が亡くなったときにその不動産を売却することで一括返済されるため、極めて負担の少ない資金調達方法といえるでしょう。

売却のデメリットである物理的・心理的な負担をなくすことができるほか、保有のデメリットである相続問題をも回避することが可能です。

老後の自宅売却を成功させるコツは?



さまざまな選択肢がありますが、自宅を売却するときはどうすれば失敗を回避できるのでしょうか?ここでは、老後の自宅売却を成功させるために早いうちからできることや、高値で売却するためのコツを紹介します。

老後に自宅を売却するコツ① メンテナンスをきちんとしておく

不動産の価値は築年数が影響すると申しましたが、維持管理を行っておくことで築年数による不動産の価値下落幅を抑えることができます。

設備の修理交換はもちろんですが、屋根や外壁の塗装ややり替え、植栽の定期的な剪定や除草作業を行うことで、売却時の印象がアップするため、高値で売却できる可能性が高まります。

老後に自宅を売却するコツ② 売却や住み替えの計画を正しく立てること

自宅の売却や住み替えには、売却可能額・支払う税金・購入資金などお金にまつわる話がたくさん出てきます。そのため、計画的に進めることが非常に重要です。

これらの計画を正しく立てるためには、早いうちから不動産会社に相談することをおススメします。なぜなら、売却可能額や購入資金においては、相場観を知ることができるから。また、売却前に自宅を離れたとき、税金面で不利益を被る可能性があるからです。

不動産にまつわる税制はほぼ毎年何かしらの変更が行われています。そのため、最新の情報を常に知っておかないと、将来不要な税金を支払う羽目になってしまうことにもなりかねません。

計画は不動産会社と二人三脚で実現性の高いものを作成するようにしましょう。

老後の自宅売却は若いうちから計画を立てておこう



今回は、老後の自宅売却について解説しました。

老後の自宅売却を成功させるためには、若いうちからの計画が欠かせません。将来のライフスタイルや必要な資金を見据え、自宅をどのように活用するかを考えることが大切です。

また、売却以外にもリバースモーゲージやリースバックなどの選択肢もあるため内容をよく理解し、自分に最適な方法を選ぶ準備をしておきましょう。計画的に準備を進めることで、老後も安心して暮らせる環境を整えることができます。

最後に、弊社:中部エースでは長野市を商圏として住宅用不動産の売買をお手伝いしています。お客様の大切な不動産の売却をサポートし、最適な価格での売却を実現するために、専門的なアドバイスと丁寧なサービスを提供しています。

安心してご相談いただける中部エースで、将来の計画を一緒に考えましょう。無理な営業はいたしませんので、ぜひお気軽にご相談ください。

長野市不動産売却相談ダイヤル 026-263-7588

⇒メールでの無料査定、売却相談のご依頼はこちらから